茶部茶会 第3弾 あっパレ茶会 @ 目白庭園 赤鳥庵

満席御礼 ご予約ありがとうございました。


 

 今回は初の濃茶登場の茶会です。

とにかく「美味しい濃茶を飲んでいただきたい」という気持ちから企画を考え始めました。

普段、お茶のお稽古をしてない限り濃茶をのむ機会はそうありませんよね。

 

私たちは普段の生活でお抹茶をのんだり、お茶会に行く機会のない方々に

美味しいお抹茶と楽しいお茶会を知っていただきたくて、これまで活動してきました。

これまでの貞茶屋や茶部のお茶会に来てくださった方から、濃茶ものんでみたいという声があり

満を持して?濃茶をお出しするお茶会を開きます。

 

濃茶とは・・・

濃茶は名前の通り濃いお抹茶です。

薄茶が一人分、茶杓1杯半に比べて、濃茶は一人分は倍の茶杓山盛り3杯、確かに濃いのです。

そして、薄茶は点てる(たてる)といいますが、濃茶の場合は練るといいます。

また、飲み方も違います

薄茶は一人一碗で飲みますが、濃茶は3人〜5人で一碗の濃茶を分け合ってのみます。

これは日本人の思想の根本にある「一味同心」ひとつの味わいをもって、心を同じくする。

つまり同じ釜の飯を食うという行為が人間同士を親しくさせ、縁を結ばせ、それがその席にいる人々の気持ちを一つにする

という思想からきているものと思います。

飲み方については、濃茶席にてご説明いたしますので、ご安心ください。

 

招待状にも書きましたが、茶道の世界では”お茶”といえば濃茶のことをいいます。

茶事と呼ばれるお茶会は、客に濃茶をのんでもらうことが目的でひらかれ、濃茶を美味しくのんでいただくために

様々なおもてなしをします。

今回のお茶会は正式なお茶事ではありませんが、少しでもその雰囲気を味わっていただけるように

濃茶席は静かで少し背中をピンと伸ばしてしまいそうな緊張感のある席を

そして薄茶席では、リラックスして趣向を愉しんでいただきたいと思っています。

 

また、お茶と一緒に趣向も楽しみしてください。

今回のテーマは『人生のハレの日』

出産祝い・お七夜・お食い初め・初誕生・初節句・七五三・成人・結婚・長寿・・・など

生まれてから今まで、そしてこれから体験する人生のお祝い行事を

お茶席にちりばめて皆さんをお迎えいたします。

自分の幼い日のお祝いの記憶を思い出していただくも好し。

最近身近で体験したお祝いを思い出すも好し!

これからのお祝いに思いを馳せるも好し!!

もうすぐ春を迎えるこの季節、ハッピーで天晴れな時間を過ごしていただきたいと思います。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

茶会のご予約はメールでお願いします。

 

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